日々防災訓練

防災に関連するグッズや知識の備忘録

【鳥取中部地震】日本列島、見つかっていない断層はたくさんある!?

headlines.yahoo.co.jp

地震はいつどこで発生してもおかしくない』

今さらながら、もう日本で暮らす上でのスタンダードですね。

『未知の断層』とか『隠れ断層』などという文字が報道で躍っておりますが、

過去の常識にとらわれていては、自分の身を守ることもできない時代です。

地震予知を否定するつもりも、研究に反対するつもりもありませんが、

備えるという心構えはまた別の話です。

 

www.asahi.com

ところで気になるのは、震度6弱が発生した10/21 14:07の2時間前に、

同じく鳥取中部で震度4が発生してるんですね。

いわゆる前震です。

最近は巨大地震が立て続けに起こり過ぎて感覚がマヒしがちですが、

震度4でも十分に怖い揺れです。

しかしながらその報道は探してもなかなか見つからない。

『すぐに大きな地震が追ってくるかもしれない』

と予見できる重要な事象なので、予知がままならない現在、

少しでも頼りにできる情報はしっかりと伝えていくべきだと思うのですが・・。

 

ところで正直いいますと、『鳥取』と聞いて、あんまり地震のイメージが

ないなぁと思ったのですが、実は2000年に西部で巨大地震が起きてたんですね。

いや~、こういうことじゃバチが当たりますね・・。

鳥取県西部地震 - Wikipedia

阿蘇山で36年ぶりの爆発的噴火、火山噴火の備えを考える

www.asahi.com

熊本をはじめ今年の九州地方は踏んだり蹴ったりですね。

地震すらもまだ完全に治まったわけじゃないというのに。

被災地の方々へ、お見舞い申し上げます。

さて一口に『備え』といっても、火山噴火となればそれなりの知識が

必要かと思われます。

ということでニュースから情報を集めてみました。

夜中に噴火したことで、観光客などの被害はなかったようで幸いだったのですが、

中岳火口から4キロ離れた場所でも噴石が飛んできていたようです。

避難するにもヘルメットなど身を守る道具が必要ですね。

またエリアによっては1時間も経たずに停電が起き、

街灯も消えて真っ暗闇だったという報道もあります。

車で移動するにも、降灰の中ではどれくらい視界が利くのか、

火山灰の浮いた路面はどれくらい危険なのかなど、

経験がないと分からないことばかりです。

その時の安全な移動手段はどれなのか、冷静に考えなければなりません。

さらに雨が降るともっと厄介なことになるようです。

路面はもっと滑るでしょうし、水分を含んだ火山灰は通電するそうで、

携帯電話の中継システムが故障しインターネットが使えなくなる可能性も

あるそうです。

地震のときには大活躍したSNSなどのインフラも危ういわけですね。

 

www.yomiuri.co.jp

ところで『36年ぶり』という報道が気になるのですが、

これは爆発的噴火がそうだというだけであって、小規模な噴火は

頻繁に起こっているのです。

なので最近は規制で火口に近づくことはできませんでした。

現在の火山情報は以下で見られますね。

typhoon.yahoo.co.jp


しかも37年前には噴火で亡くなった方がおられますし、

ちょっと調べれば分かることですが、昭和というごく近年においても

何度か噴火が起きて死者がでています。

生きている地球の活動ですから、誰も安全を保証してくれるわけじゃありません。

メジャーな観光地だし、雄大な景色を眺めれば気も緩みがちですが、

こういう機会に少しでも知識を深めておけば、いざという時の一歩目は

変えられると思います。

camera-map.com

岩手・北海道に甚大な被害をもたらした台風10号、その後の情報について

www3.nhk.or.jp

災害が発生した瞬間だけではなく、その後の現地の様子についても
経過を報道していただけるのは重要な事だと思います。
人って他人事だと忘れがちですから。

なかでもNHKのニュースは分かりやすく内容が充実していますね。
どう備えるべきか、どう行動すべきかなど、その後の対応までも
方向性が見えてきます。

 

365bousai.hatenablog.com